岡本電機が位置する広島県尾道市は、規模的にはごく普通の地方の街。しかし「ただの街にはない」独自の魅力を持ち、暮らしを彩る様々な要素に彩られた街です。
尾道市が位置する瀬戸内海地方は、古くから自然災害が非常に少ない土地。中国山脈と四国山脈に守られ台風の直撃はほぼありませんし、面する海も内海であるため津波などのリスクもわずか。地震についても、尾道市周辺の地盤は丈夫な花崗岩であるため、比較的安全なエリアとなっています。温暖で過ごしやすい気候と併せて、落ち着いた暮らしを送れる環境です。
尾道市周辺は「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として、国の定める日本遺産の認定を受けています。尾道は14世紀頃から港町として発展しており、江戸時代には「広島藩の台所」として栄華を極めました。千光寺や天寧寺など、当時から変わらない多くの建造物と、細かな路地によって構築された独特の町並みは、今もなお独特の雰囲気を醸し出しています。
瀬戸内の自然に恵まれ、長い歴史を持つ尾道は、景勝地・文化財などの観光スポットも豊富。また大林宣彦監督がメガホンをとった「尾道三部作」の舞台として映画ファンにも広く知られています。また、NHKの朝ドラ「てっぱん」でも有名になり、市内各所のロケ地をめぐる観光客も絶えません。近年では尾道から今治に続く「しまなみ海道」が、壮大な景観から自転車の聖地として人気を集めています。